飛騨牛の偽装にみる社長像

何度か奥飛騨へスキーに行ったり、旅行したりした事がある
冬の針葉樹林ばかりの風景は　水墨画みたいで　心象風景のようだった
温泉もいいんだよね
その際に　朴葉焼が　気に入って・・・　飛騨牛の味も　覚えた
一緒に行ったメンバーも　「飛騨牛　ウマイ～！」なんて
かなり評判良かった


今回の偽装事件も　内部告発　からの　発覚らしい
食品偽装やなんかの発覚は　全て内部告発だけのようだ

内部からの告発でしか、真実が知らされないという　現状も情けないが・・・
外部への告発でしか、改善できないという　組織　自体も　情けない
自浄作用というのは　あり得ないという事か・・・

しかし、　今回の飛騨牛の偽装に関しては
　　　　　あの社長の情けなさは　ダントツだ
船場吉兆の　ささやき女将より　酷かったね
「全て従業員が勝手にやった」と
言い張った姿は　醜悪だった

もし、何も知らなかったとしても、　経営トップとして　管理責任を追うのが当然なのに
みっともない経営者　の姿・・・
あんな姿を見て、　社員の誰が　社長に付いていこうと思うだろうか？
勘弁して欲しい気分だろう・・・　悲しくなるよね

まぁ、　前職を退いた時は　私も似たような気分だったから・・・
　　　　　他人事とは思えない
幾ら雇われの身としても、　我慢できる事とできない事があるからね
未だに、現役復帰する気にならないし
心身共に疲労感が抜けないのは
思ったより、ストレス過多だったのだろう・・・
壊れる前に逃げて良かった・・・　と、心から思う


経営トップの謝罪会見として　記憶に残っているのは・・・
野村證券の倒産の時
　「従業員には、何の責任も無い」　と
ひたすら　頭を下げた社長の姿だ・・・

たとえ、その場だけだとしても・・・
経営トップには　そのくらいの　痩せ我慢をして欲しいものだ

タグ：日記 食品偽装 ビジネス 経営 牛肉 倒産 謝罪会見 飛騨牛 社長