プール開きと七夕飾り

子供の頃・・・　そう　小学校時代の思い出・・・

瀬戸内の田舎育ちのせいか　あまり梅雨で　雨ばかりという記憶が無い
小学校の理科でならった　温暖な　「瀬戸内式気候」　の快適さだったんだろうね
東京へ来てから　初めて　梅雨のジメジメ～とか
梅雨明けが待ち遠しいという　感覚を　味わったよ

東京では　梅雨明けが7月後半で　それまで肌寒い事も多いし
プールで遊ぶ時期が　かなり短いんだけどさ
瀬戸内では　梅雨といっても雨が少なくて　晴れの日が多いからね
7月には　もう夏本番の気分でさ

夏休み中　学校のプールへ通って　真っ黒になるのが
小学生の日課だった
プール開きは　7/1が　お約束

小学校時代は　優等生をやっていたので
児童会の(生徒会の小学校バージョン)　常連で・・・
児童会長なんかも　やっていた事がある
なんせ　全校生徒100人前後だからさ
ちょっと勉強できれば　役員決定なのだ　(校内選挙はあるんだけどね)

プール開きは　児童会が取りしきる年中行事
まぁ　たいした事はしないのだけど・・・
季節的なイベントとして　七夕に　フューチャーしたのだ
全校生徒の願い事を書いた短冊を　笹に付けて・・・　プール脇に飾ると

プール開きト前に　笹を調達する必要があり・・・
放課後　役員たちで　学校や　自宅近所の　野山を散策し
山で　手ごろなサイズの笹を見つけて　切り出していたら・・・
地主のオジサンに見つかって　えらく怒られた経験がある

「なんで、怒られてるのか？」　　全然わかんなくってさー
山にも持ち主が居て、生えている植物は　勝手に取っちゃダメっての
その時に　初めて　知ったんだよねぇ・・・

　　結構・・・　ショックだったよ　　　目からウロコで

それから　児童会役員が揃って　地主さん宅へ行って　頭下げて謝って・・・
結果的には　笹を分けて貰ったのよ

それらには　一切・・・　先生たちは　関与せず　　関知もせず
学校行事だった筈だけど　のどかというか　なんというか・・・
自主性を重んじるとも言えるけど・・・　ノンビリしてたよね

今だったら・・・　うるさいPTA や
モンスターペアレントたちが　黙っちゃ無いだろうねぇ

そんな様々な出来事が　たくさんありつつ・・・
楽しい　楽しい　夏休みに　突入していくんだよ


今思えば・・・　あーやって地域に　育てられていたんだろな
幸せな子供時代　だったんだと　思う・・・

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