ニュース報道の個人属性 会社名が出る昨今

最近、暇な時間が余っているので　TVを垂れ流している事が多い。
おのずと、ニュースやワイドショーが　継続的に流れているのだが・・・

ふと、気が付いた
ニュースなどで報道される人の　個人属性というか　肩書きである
以前は　単に　会社員　というのが、多かった。
最近は　派遣社員　という表現で、　正社員と区別しているようだ。

つまりは　職場はＡ社　であったとしても・・・
　　●　正社員として、A社に雇用されている人
　　●　派遣社員として、他社に雇用されていて　職場としてA社に勤務している人
これらは　全く違う！　と　言いたいのだろう。

確かに、ギャラ　や　待遇　などの　雇用条件は全く違う
受けられる教育も違うし、　身分も違う
でも、なんだか　違和感　を感じる


例えば・・・　客として、取引先として、そのＡ社に関わった場合・・・
担当者が　正社員だったとしても、　派遣社員だったとしても、　バイトやパートでも

お客様にとっては　取引先にとっては　全く同じ　なのだ

つまり、　世間にとっても　同じなのである。
A社の　看板を背負っているのだから

若い頃　「バイトだから・・・　という言い訳は、お客様には通用しない」　と、
バイト先の店長は　いつも口にしていた。
無料ボランティアでは無い、　お金を貰う限りは、バイトでも社員でも責任がある　と。
お客様にとっては、その店の従業員という意味では　同じなんだ　と。


更に、　個人属性に所属団体や会社名まで　報道されるケースも増えたようだ
性的犯罪とか、インサイダー取引とか・・・
以前は　学校の先生とか、公務員とか、限られた職業の人だけ　だったような気がするのだが
　　　　　警察官　弁護士　医師　役人　など

ここ数日の　ニュースを眺めてみても
　　　　ＪＡの職員　医師会の職員　学校の職員　●●社員　などなど
事件の内容とは　直接関係の無いような　職業や仕事であっても　具体的な勤務先名　がでている

会社名が　そんな　犯罪の容疑者の勤務先として　ドーンと出るってのは
企業にとっては　大きな　イメージダウンに違いない
そんな社員を　雇っていた・・・　という事で　ろく会社じゃない　となる筈

船場吉兆の件でも　コメントしたけど、　ブランドイメージを　落とすのは簡単なのだ
業務上のビジネス・コンプライアンスだけで無く
社員のプライベート等での　コンプライアンス意識ってのも
会社は、積極的に　教育しなければならない時代だ

会社の　ブランディング　ってのは、　そーいうトコからも　違ってくる筈だ。
老舗企業の社風　ってのは　そんなトコから　醸し出されるのかもしれない。


私は　社員教育の行き届いている会社や店があると　株価　をチェックする癖が付いている
企業の将来は　働く人たちの質で決まるから
　

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