緊急地震速報 効果のほどは？

地震が届く前に、　事前に緊急地震速報というのが、２００７年９月から流れるようになった
役所とか、　重要な公共施設などには、特殊な受信機が設置されているのだが・・・
一般の人が　知っているのは　TVやラジオ等で　流されるモノだろう

開始以来、　何度か大きな地震があったが　仕組みとして　うまく稼動していない様子
今回の宮城・岩手内陸の地震については、　一部には間に合ったという報道もあるが・・・
単に、　速報が流れるのが　間に合ったという　地域があった　だけで
間に合って、対応が出来た・・・　という事では無いだろう

例えば、　該当地域の役所で受信されていたとして・・・
どれだけ　有効に活用して　対応が出来たのだろうか？
間に合ったといっても、　一分程度の　直前の筈だ
受信した場所に　担当者が居たとして、　本人が机の下へ潜り込めたくらいじゃないか？

ちょうどTVでも　二度目と思われる余震の前に　緊急地震速報が流れ・・・
注意を呼びかけているのを　目にしたが・・・
どのあたりが震源で、　どのあたりが揺れる地域なのかが　不明なままで
東京の局アナウンサーが　「緊急地震速報です」「安全を確保してください」と
延々と、繰り返していた
　　どこに向けて、注意を促しているのか？
アレでは、　視聴者の不安を煽るだけでは　無いだろうか？
結局、　東京では全く揺れなかったが・・・

あるいは逆に　ピーターと狼になってしまい
油断する人とかも　あるかもしれない・・・

情報というのは、　的確に　必要な場所へ届けなければ　意味が無いと思う
どこへでも、　やたらと配信すれば良いってのでは無い筈だ

TV局も、　緊急地震速報の対応の方法を　もっと訓練すべきじゃないか？
今回は　TV局も　お粗末としか言いようが無かった

しかし・・・　民法各社も一斉　に　特番に切り替えて
同じような内容のニュースばかりを　繰り返す・・・事に　何か意味があるのか？
このニュースが必要な人もいるだろうけど、　必要でない人もいる
NHKが特番やっていれば　ソレだけで十分では？

間にCMは流しているのだから、　一刻を争って
流し続けなければならないニュース・・・　という訳でも無いのだろうし
もっと、必要なニュースや情報・見たい番組がある人もある筈だが・・・
とりあえず、右ならえで特番にしておけというのが、スポンサーの意向だろうか？

大昔、レンタルビデオ屋でバイトしていた時
こーいう特番ばかりの日は、　レンタルが多くて　忙しかったのを思い出す
不謹慎かもしれないが、　防災グッズが又店頭にたくさん並ぶんだろう・・・
今回も、ドコモが繋がらないという話だが・・・　今回は基地局が一箇所×だそうだ
間が悪いのだろうが・・・　災害に弱い会社だ

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